2014年9月23日火曜日

雪が溶けて湖になります。

2010年10月の事。

ここQueenstown (クイーンズタウン)は基本的に寒いところである。と言う訳で、冬には雪が山々に積もり、晴れた日には青と白のコントラストがくっきりと美しく、曇りの日にはドヨーンとした空の下、真っ白い山々がぼんやりと光り、これもまた美しいと言える景色になる。

しかし、晴れの方が気持ちがいい事は確かだ。そんな時は走り出そう。
10月頭のこの時期、まだまだ雪が残っているというか、スキー場も最後の週を迎えているくらいである。スキーで滑り飽きた人はいち早く春の準備をして気も心もスプリングの様に跳ねまくるのだ。私は最近はもうスキーをする事も無いので晴れたらこうして出てきてしまう。春に出てくるモグラの様に。


ぐるっと近郊をちょい乗りする訳である。家から隣町のArrowtown (アロータウン)まで15分だが15キロある。そこで曲がってクイーンズタウンの市街地の方へ行く。そうすると約20分だが距離は20キロある。そして家まで戻って来ると地図上に平行四辺形を描く訳だがざっくりと40キロ。

この辺りはハイウェイというよりもやっぱり市街地という事で、平均速度は60km/hに落ちるがちょうどとっても計算しやすい。小一時間のいい距離なのだ。まあ、こうしてあちこち覗いては写真を撮ったりするので、実際にはもっと時間がかかっているのだが。

今現在が9月の下旬でもうすぐこの写真の時期と一緒なのだが、今は山の雪がこれより断然少ない。今年は暖冬でこれから降る事はちょっと考えづらいが、今朝はうちのまわりでも雪がちらついたというので、ひょっとしたらまだあるのかもしれない。いつも冬には早いと言わせる雪が5月そうそうに降ったり、もう冬も終わりだねと言っている10月終わりとかに雪が降るのが、このクイーンズタウンである。標高2000m級の山々に囲まれ、町の標高も350mあるので、まあ、そういう事である。だから基本的に、夏は涼しい。先日のブログの内容と相反するが。



が、今年はそれを自分の目で確かめる事ができない事になっている。実は今週末から日本に帰省するのだ。楽しみでしょうがない。日本の地を踏むのは7年振りなのだ。日本でも1泊2日で伊豆方面にツーリングを計画している。ここぞとばかり、うまいものを食いまくるつもりでいる。

*本日のコースはこちら


2014年9月19日金曜日

初夏の隣町では

2012年11月の事。
すばらしい暑い夏の日だった。
この暑い夏の日というのがどんどん少なくなってきている気がする。実質的なデータを見てないけども、移住したばかりの18年前の気候は体感的に語るとずっと暑かった。Tシャツ短パン、ビーチサンダルで過ごした日々が明らかに長かったし、熱風を感じて過ごした日中も多かった。

ところが、近年はそういう夏を感じる日が少ない。地球は温暖化しているというのは聞くが本当だろうか。ただ、面白い事に、冬は以前よりも寒さが厳しくなくなり、山々の雪も減り、陽気な日中が続く事が多くなった。このまま行くと、年間を通してほぼ変化が無い気候になって行くのだろうかなんて思ってしまう。たった20年足らずでの話ではあるが、こうも変わるのは、ただ単に自分と自分の回りの人間が歳をとって感覚がずれてきたという事だけなのかもしれないが。

元に戻るが、しかしながら、この日は暑く、夏っぽい日だったのだ。
Kuzzyさんと隣町のWanaka (ワナカ)までちょい乗りだ。片道約1時間の距離だ。いつものCrown Range (クラウン・レンジ)を通って、するすると走って行く。町が一望できる頂上から春の風景をパチリ。


周りの牧場は新緑が眩しい。羊達が食んでいる草は私からみてもおいしそうに食べている様に見える。一心不乱だ。それにしても、彼らにしてみれば食べ物の上を歩きながら移動しているのである。凄い事ではないだろうか。それを人間に当てはめて想像してみてみるが、自分の好きな物がそこかしこに置いてあり、それは遥かずっと向こうの方まで続いているのだ。きっとその光景は食いしん坊の目には天国に映る事だろう。


そんな馬鹿な事を考えていると着くところがワナカである。カフェに入る。暑い。革ジャンを脱ぐ。こんな暑い夏にでもこれを着るのはやっぱり一応の安全性を考えての事である。この季節は虫が多い。ハエやら蜂やら黄金虫みたいなものやら、いろいろだ。100キロで走って彼らがぶつかって来ると、革ジャンを着ててもすんごい痛いのである。


ましてや道路に落ちている石を対向車が跳ねてこっちに向かってくる事だってあるだろう。現に私の車のフロントガラスには傷がいくつかあり、平均して2,3年に一度はガラス屋にお世話になる。国全体での認識がそういう状態である為、保険屋も1年に2度まではガラス交換・修理を無償で行うという契約が多い。私のは今年早々に一度修理しているので、今現在直した方がいいと思っているちょっと深い傷もまだ直さないでいる。更新するまで、まだまだ数ヶ月あるのだ。致命傷になるほどの事が無い限り、ぎりぎりまで保たないと。


あまりの暑さに、普段はロングブラックのコーヒーだが、この日は気分を変えてアイスコーヒーにした。これもまたこの国ではなじみの無いメニューであったとしても大概こういうものとして出て来る。即席で冷ました熱いコーヒーに甘ーいクリームが乗っかっている。まあこれはこれでちゃんと冷えてくればおいしいのだが。そうしておじさん二人は仲良く小さなテーブルで膝を突き合わせストローでコーヒーを吸った。


それにしても気持ちのいい眺めと天気である。ここがワナカのレイクフロントである。道路を隔てて向こう側には青い大きな湖が広がる。ヨットがずっと向こうでたくさん浮いている。この町にはボート、ヨットを持っている人がどうやら本当にたくさんいる。家族のレジャーという感じなのだろうか。アウトドア好きな結構なお金持ちが多い気がする。小さいものからちょっとしたサイズのものまで。湖なので、海に出ているような大きめの船は無いのがいい。


町のサイズとしては大きくなく、小さすぎず、と言うところか。ただ町の中の活気という点では人口のせいか、観光客の全体数のせいか、混んでいると言うイメージは全くない。この角にある人気のカフェだけは別として。




帰り道に峠を通ると逆光がすばらしくきれいだ。夕日近い風景に溶け込んで行くKuzzyさんを撮影する。バイク乗りにはこの時間がとても似合うと思う。





2014年9月14日日曜日

ハーレー大集合!乗りたい放題。

2012年9月の事。

私が買ったハーレーの店がはるばる私の住む町にやってきた。12台のハーレーを持って。これからバイクの季節な訳で、お店も大々的にバイクの宣伝をしにきた訳だ。

店自体はDunedin (ダニーデン)と言う3時間離れている町にあるのだが、新車のデモ車を持って国中を巡業しにくるのだ。

よい天気である。その特設会場はたまたま、うちのすぐ近く。歩いて見に行く事もできるのだが、ノリノリで自分のハーレーで会場に乗り込んだ。

着くと大きなハーレーのロゴの風船看板が立っている。嫌でも目立つ。幹線道路のすぐ脇なので、これなら車で通りかかった人々も思わず飛び込みで来てしまうだろう。


何とも嬉しい景観だろうか。よりどりみどりである。ディズニーランドより嬉しい。しかも無料だ。並ばなくてもいい。すばらしい日だ。父の日に設定してくれてもいいと思う。

早速、好みのものを見つけて試乗をしたいと受付に申し込む。免許証を出し、もしもの何かの時に備えてと署名をする。

当分、買い変える気はないし、お金もないのだが、同じXL1200Cにした。こちらは新型、2013年モデルだ。2007年型の私のと比べてフロントタイヤがぶっとくなって小さくなってる。乗り味が楽しみだとほくそ笑む。

試乗は先導と最後尾のオフィシャルに挟まれて皆で一斉に走り出す仕組みだ。大体の設定したコースの説明を受け、それぞれ好みのものに股がるとスターターが回り、ドスドス、ドコドコとものすごい重低音が辺り一面に響き渡る。

普段乗っている人なのか、顔を知る人は少なかった。私は地元のサークルに入っているのだが、その中のメンツはたった一人だけであった。当面、ハーレーへの乗り換えはみんな考えてないという事だろうか。

何番目かに並んだ私は前のあとについて行く。ちょうど編成の真ん中くらいか。
ハンドリングはいい。思い通りなラインを描ける感じで曲がって行くが、ステップが私のハイウェイペグと違う位置にあるので、ちょっと違和感がある。でもこの方が踏ん張りが効く位置にあるので、曲がりやすいのだろう。それより、ギアの入り方とかが新品なのでカチッ、カチッと入って気持ちいい。エンジンの回り方もやっぱり新ピンぽい回り方をしている気がする。

小さな湖の横を抜け、閑静な大きな高級住宅地の横を抜け、それから何件ものファームの横を抜けて行く。すると、なんて言う事か、こんな平和な週末に羊を道路上で移動させているではないか。私たちは道路をぞろぞろと横断する羊達を止まって眺める事になった。
その間も皆、アイドリングはしている訳だが、それだけでも十分に羊達を怖がらせるには十分だったみたいだ。その羊達が移動中に道路に落としたう○こに気をつけながら走らないと新車が台無しだ。

そうして、ぐるっとおそらく20分くらい回らせてくれただろうか。
とっても楽しい時間が過ごせたすばらしい日だ。
ズに乗って他のものも是非試してみようと停めてあるものに次々と股がるのだが、憧れのV-Rodなど残念ながら165cmの身長で足の長さは比率的に長い訳でもないので足付きの問題しかり、フットペグまでもちゃんとした位置におけないのでギアチェンジの問題と、腕も長くないのでハンドルバーまで手を伸ばす為に上半身は思い切り前のめり、そして手の大きさも大きくないのでブレーキ、クラッチを握ろうとがんばるが第一関節の半分くらいまでしか届かない。


「坊や、もっと大きくなってからおいでね」っていう店員の声が聞こえてきそうだったので、おとなしく帰った。

でも、もし、大きくなったら選択肢が増えてしまって、迷う事が多くなるという事は不幸に違いないと自分に言い聞かせて悔し泣きで枕を濡らした夜になった。とか。

2014年9月9日火曜日

Harleyのきっかけはこれから。


2010年10月のこと。
Kuzzyさんを誘ったのだ。行き先はぷらっとLake Hawea (レイク・ハウェア) 、家から片道1時間ちょっとのところ。

このとき、Kuzzyさんが所有していたのはTTR Raid 250で私がこちらで2輪の免許の試験を受けた時に借りたものだ。その時の模様はこちらから


Sportster1200CとTTRというレアなペアは春の小春日にさっそうと出かけて行ったのだった。これは一緒に走る2度目の出来事である。
実はこの時にすでに私のもくろみがあったのは確かだ。KuzzyさんをHarleyの虜にする為の誘いだったのだ。

Queenstown (クイーンズタウン) からWanaka (ワナカ) に向かって走って行くとつづら折れになっているクラウン・レンジ峠を通り、一気に山を駆け上がるのだが、それはそれは排気量の違いで頂上でKuzzyさんを随分待つ事になった。ドドドと図太いものと、とビビビと軽い音の違いだ。約5倍の排気量差がある訳だし。


峠を抜けると向こう側は長いワインディングになり、後にフラットで走りやすい直線的な道になる。丘に阻まれた狭い渓谷に沿って走るのだが、何とも爽快なところでしょっちゅう来るところでもある。

ワナカを通り超し、レイク・ハウェアに向かう。
快適な広めの緩やかにアップダウンを繰り返しカーブが続く道はこれまた最高のおいしいところである。特にこの時期、新緑が眩しく、羊も牛も喜んでいるみたいだ。生まれて間もないラムはおっぱいを飲む時に必ず尻尾を千切れんばかりにプルプル振っている。テンションが上がってしょうがないのだろう。

私も尻尾があるなら振り切れているくらい振っていた事だろう。暖かく眩しい日差しの中、癒しの鼓動が脳を洗う。さて、いよいよだ。『Kuzzyさん、バイク取っ替えよう!』

Kuzzyさんも嬉しそうに尻尾を振った様に見えた。湖の端まで一旦走って一休みした後にこれから戻って行くのだ。足慣らしにとゆっくり走り出すKuzzyさん。写真を撮ってあげるからと何度も何度も往復させてだんだん慣らさせていった。

遠慮がちにハーレーから下りようとするKuzzyさんに、まだまだいいからと、押し付ける様に乗らせて、写真ももっと撮ってあげておみやげにしてあげるからと撮影に協力してもらう形で乗ってもらった。


私はTTRで追っかけるのだが、その大変さはその時、凄く感じた。確かにHarleyに乗る前はCRMだったので、その感じは憶えているはずなのだけど、この頃にはもうすっかり体がハーレーの体になっていたのだろう。考えてみれば100km/hで巡航する事はCRMでは殆どなかったしなあ。やっぱり、クルージングするにはそれ相応のが理想であるなあと実感。



ほぼハーレー走行を満喫したKuzzyさん、ご満悦そうだった。
そして、おみやげになった写真はここで紹介したようにたくさんになる。

Kuzzyさんが「買ったよ!」と電話をくれたのはそれからそんなに月日が流れていない時だった。
私の計画は大成功を納めた。
Kuzzyさん、おめでとう。Harley仲間を作った私にも、おめでとう。





2014年9月4日木曜日

わたる道は崖ばかり

ようやくライセンスと呼ばれる自動車税・自賠責保険料がまとまったもの(これが結構高い。)
を9ヶ月分買い9月1日より路上に戻ったので、早速走りだす。

今回で2日目。これまたちょい乗りだが今日はあったかい。革ジャンにジーパンで寒くない。南に向かって走り出した。湖に沿って行くのだ。湖が近くなったり遠くなったり、高低差もいくらかある。氷河期時代にできた氷河が削り残した2000m級の山々の合間を抜けて行くのだ。

エンジンの鼓動を感じながらすいすいだ。道もすいているし、太陽も眩しい。久々な感覚を取り戻す。

20分程走ると着くのがここ、Devil’s Staircase (デビルズ・ステアケース)とえらい名前の付いているところだ。悪魔の階段。まあ、わからないでも無いけど、それには今日は天気が良すぎてしまっている気がする。

ちょっとした広場になっているので、ここに車を停めて写真を撮る人は多い。ガードレールの外側は絶壁になっているので、風が強い日などは淵まで行かない方が身の為だ。水面まではおそらく30mくらいある。



話はライセンスに戻るがこの国では事故に関する医療費への個人負担というのが大幅にカットされている。ACCと呼ばれる機関でいわゆる事故で起きた怪我の全てが対象になっている。ホビーでのスポーツで、例えば釣り針を腕に引っ掛けて怪我をする事もあれば、仕事中に金槌を足に落として怪我するものも含まれ、靴ひもを自分で踏んづけて転んでも、もちろん交通事故も含まれる。

そのACCに対して払われているのがライセンス代の殆んどを占めている。車のライセンスももちろん入っているが、2輪に対してのそれの方が断然に高い。それに対して今、この国のライダー達はこぞって文句を言っている。つい最近国会をライダー達が取り巻いて抗議をしたとニュースでやっていた。インターネット上での署名運動も盛んである。もちろん私も署名した。

国側曰く、2輪の交通事故によるACCの負担が大きいからというのが理由らしい。でも内訳は2輪が4輪車の巻き添えになっている事が殆んどの原因になっているし、車と当たれば怪我をするのは2輪車に乗っている方であるのは当然の話だ、というのが我々の主張であるし、であれば、無事故経歴が長い人程、割引制度があってもいいんじゃないかと、訴えている。我々は将来を変えたい。
蛇足だがACCはなんと海外から来ている旅行客の怪我の治療費の面倒までもみると言う。これはまず第一に変えてほしいところだ。NZに来る方々はちゃんと海外旅行保険に入ってきてくださいね。


という訳で、崖である。ACCのお世話にならない様に注意して写真を撮った。

2014年9月1日月曜日

シーズン到来。

3ヶ月の冬眠を経てようやく道路に戻った。毎年この日が来ると心が躍る。
カレンダーもオフィシャルに春の到来であるし、今日は天気も晴れで春っぽい。このところずっと天気が良い。じっと太陽の下にいるとじりっと汗までかきそうだ。

ガレージに寝ていたハーレーのカバーを外し、ガレージのドアを開け、股がって玄関先によろよろと後ろ向きで出す。止めている奥さんの車と壁の隙間、ハンドルを切りながらミラーが当たらない様にぎりぎりを抜ける神業だ。緩い坂とは言え、注意を怠ってはならない。しかも5月に捻挫した足首がまだ痛いから慎重に慎重を重ねる。スタンドを出す時にちょっとだけひねる足首の動作がちと痛い。歳をとると本当に治るのが遅い。がっかりだ。

冬の間にバッテリーを充電してあったので、セルはびしっと回った。ご機嫌な音楽とともに走ろうと早速にメットをかぶりSenaのSMH10をオンにする。応答が無い。昨日テストしたのに変だ。ひょっとして電源を入れっぱなしにしてしまっていたのかもしれない。残念だ。

革ジャンを着てネックウォーマーを巻いてGパンはそのままで、普段のスニーカーで出た。乗った感じは悪くない。それほどのブランクを感じない程のハンドリングだ。エンジンの音が懐かしい。音楽は無くても良かったと感じた。

すぐに大通りに出ると100km/h走行路になる。寒い。特にパンツが。意外に風が強かったかもしれない。ちょっと走って小さな湖の周りを走る道は70km/hだからそれほど風も感じないし太陽がある北に向かって走るので、あったかい。お気に入りの道だ。素朴な牧歌的な風景の中をゆっくりと走れるのだ。一休みを入れる気分転換にちょうどいい。

暦上、春になったとは言え、まだまだ周りの落葉樹には葉っぱの様子は全然見えない。芝生もまだまだ茶色いままで、遠くの山々にはまだまだ雪が残っている。でも時間の問題で、緑が戻り、そこかしこのパドックは生まれたばかりの子羊や子馬、子牛だらけになるだろう。しかしながら、梅や桜のピンクがそこかしこで見られると春がもうそこと告げている。現在は1部咲きというところか。

バイクも先週あたりから急に道に増えたし、また一人、身近なハーレー仲間が増えた事もあり、今シーズンはとても楽しみである。

クイーンズタウンの町を過ぎ、小さくぐるっと住宅地の周りを回ってみた。丘全体が住宅地になっていて、戻ってくる時に見る景色は圧巻なので、とても好きなのだ。ところが、この時期、急坂には砂が巻いてある。冬に道が凍結して危ないからと巻くのだが、これが怖い。下りは更に怖さが増す。しかもこの坂道のコーナーはなぜか落ちろと言わんばかりに逆バンクになっている。現に真冬の凍結している朝にはそこかしこに車が側溝にタイヤを落として動けなくなっているのが多い。

というわけで、折角回ってみたのだが、道の砂利が気になって下ばかり見ながら下りてきてしまった。景色はチラ見だけになってちょっと肩凝った小一時間のちょい乗りになった。


帰ってきて庭のベンチの日だまりでごろ寝してたら、昼寝をしてしまった。間違いない、春の到来だ。